自己肯定感が低い人は小学生にマウンティングしろ…ひろゆきが「勝てない場所で戦わない」納得の理由

自分に自信がない人は、自己肯定感を上げるためにどうすればいいのか。ひろゆき氏は「小学生や過去の自分など、絶対に勝てる相手を見つけて、成功体験を増やすことがコツ。勝てるカードが一つもないときにもできることはあります」という――。

2022年1月、パリにて撮影。© PRESIDENT Online

※本稿は、西村博之『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。

「1年前の自分」なら誰でも勝てる

ときどき「自己肯定感が低いので、高くするにはどうすればいいですか?」という悩みを聞くことがあります。書店にもこうしたテーマの本が並んでいるので、悩んでいる人は少なくないのでしょう。

では自己肯定感を上げるには、どうしたらいいのでしょうか。

自己肯定感が低い人って、おそらくいままでに何かで勝った経験が少ないと思うんです。なので、そういう人には、自分が勝てるジャンルで、勝てる相手を探すことをおすすめします。

手っとり早いのは、将棋やオセロのゲームで、初級とかいちばん弱いレベルで勝ちまくるという方法です。ただ、ゲームでもある程度の実力がないと勝てなかったりします。

では、そういう人は誰になら勝てるのか?

じつは、誰でも勝てる相手がいます。

それは「過去の自分」です。

たとえば、絵を描くのが楽しいという人なら、毎日描き続けていれば、1年前の絵と比べてうまくなっているはずですよね。なので、1年前の自分が相手なら勝つことができるんです。楽器でも運動でもいいので、楽しみながら上達できるような趣味を持つことなら、誰にでもできると思います。

勝てない場所で戦うな

では、過去の自分に勝てるものが一つも見つからない人は、どうすればいいのでしょうか。もし、そういう人がいたら、いっそのこと「小学生にマウンティング」してみたらどうでしょう。

たとえば、小学生がソシャゲで「こんなキャラをゲットしたんだぜ」とか自慢しているところに、超レアなキャラを持って行って見せたら、きっと尊敬されますよね。

大人なら1万円ほど課金すれば、小学生が持っているキャラには絶対に勝てるでしょう。偏差値50の学力の人が、偏差値45の大学に行けば賢い部類に入れるのと同じことです。

小学生や偏差値を例に挙げましたが、要は、自分が勝てる場所で戦えばいいんです。

負ける場所では極力戦わない。

最近ではすっかり論破のイメージを持たれている僕にも、当然、“勝てない場所‟はいくつもあります。

たとえば、僕はいまでこそ人前で話す機会が増えて、講演会を頼まれることもあるのですが、絶対に引き受けないようにしています。

僕は人から質問されて答えたり、人の話を聞くのは得意なのですが、じつは一人で話し続けるのは苦手なんです。

でも、僕はつねに自分が得意な分野でしか戦わないようにしているので、勝率が高く見えたりするんです。

なので、あなたが、仕事でほかの人より得意な作業があれば、それだけをやるようにして、ほかの仕事は「苦手なので」と極力やらなくて済むようにするのもアリだと思います。

それに引け目を感じる必要はありません。誰にだって得意・不得意はありますし、不得意な作業ができないのは当たり前のことですから。

人間は、人生のうちで何かしら成果を上げたことがあると、自信を持てるようになります。なので、自分が勝てる場所を見つけて、成功体験を増やしていくと、少しずつでも自信はついていくものです。

スキル×スキル=希少性

問題を解決する際や目標を達成する際には当然、自分の武器を持っていたほうがうまくいきます。武器が多ければ多いほど、成功確率も高まるでしょう。

ただ、こういう話をすると、「自分は学歴も職歴も外見もふつうだし、人に自慢できる特技もないから」と言う人がいます。でも案外、自分が持っている武器に、自分で気づいていないケースが多いんですよね。

たとえば、ギターがそこそこ弾けたとしても、「ギター弾ける人なんてたくさんいるよね」と思いがちです。でも、ギターを弾けるのは、じつは立派なスキルなんです。

本人にとっては当たり前のことなので、それをスキルだと思わなかったりするんですよね。

もちろん、それだけで食べてはいける人は少ないでしょう。でも、仮にギターを弾ける人が3割なら、7割の人が持っていないスキルを手にしていることになります。

さらに、じつは書道も初段の腕前という人だったら、その二つのスキルを組み合わせたことをやればいいんです。

仮に書道の初段を持っている人が3割だとしたら、その二つのスキルを持っている人は30%×30%=9%になります。つまり、その人は100人中9人しか手にしていない武器を持っていることになります。

もし、もう一つスキルがあれば、さらに自分の希少性は高まるわけです。

問題解決はスヌーピーに学べ

ビーグル犬のスヌーピーで知られているマンガ『ピーナッツ』に、次のような言葉があります。

「配られたカードで勝負するしかないのさ」

問題解決であれ目標達成であれ、そのときに持っているカードで戦うしかないんですよね。イケメン、背が高い、芸能人の息子……、なんでもカードになるんです。手持ちのカードが何もないと思い込んでいる人は、自分にはどんなスキルがあるのか、一度書き出してみるといいと思います。

では、書き出しても、戦えるカードが一つも見つからないという人は、どうしたらいいのでしょうか。

そういう人は、発想を変えてみてください。

自分の欠点を手持ちの「カード」として使うのです。

短所は自分にしかない武器になる

僕の知り合いに、中卒でIT企業の経営者になった人がいます。その人は、いつも初対面の相手に「自分は中卒だ」と自己紹介するんです。経営者なので学歴なんてどうでもいいと思うのですが、中卒って言うと珍しがられて、相手が話に食いついてくるそうです。

その人自身は仕事ができるにも関わらず、「言っておくと有利になるカード」があるから使っているわけです。

このように、マイナス要素だと思いがちの欠点も、使い方しだいで、自分にしかない武器に化けます。お見合い50連敗でも、キモくてお金のないおっさんでも、コンプレックスや過去の失敗をあえてさらけ出してみると、あなたの手持ちのカードになったりするんですよね。

手持ちのカードが多ければ多いほど、人に興味を持ってもらえたり、会ってみたいと思わせられる選択肢が増えるのでトクをします。なので、自分にはどんなカードがあるのかを把握して、ふだんから手持ちのカードを増やすようにすると、いまよりも少し生きやすくなるかもしれません。

———- ひろゆき(ひろゆき) 2ちゃんねる創設者 東京都北区赤羽出身。1999年、インターネットの匿名掲示板「2 ちゃんねる」を開設。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。YouTubeチャンネルの登録者数は155万人。著書に『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』(プレジデント社)、『なまけもの時間術』(学研プラス)などがある。 ———-

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