武蔵境にある『ラーメン きら星』は“東京一濃厚”な豚骨ラーメンがウリのお店。その看板は伊達ではなく、スープを一口飲むと豚のエキスが強烈に襲い掛かってくるようなパンチの効いた味わいです。豚骨マニアなら一度は食べておくべき、そうじゃない人は遠慮したほうがいいかも? な超マニアックな一杯をご紹介します!
“東京一濃厚”な豚骨『ラーメン きら星』は、入る前から強烈な豚骨臭!

JR武蔵境駅から徒歩4分くらいのところにある『きら星』。
店の前にある看板には“東京一濃厚 とろっとろとんこつラーメン”という文字が。
「いやいや、東京一は盛り過ぎでしょ」という声が聞こえてきそうですが、実際にこの場所に立てば本当に東京一濃厚なのが分かるはず。店に入る前から強烈な豚骨臭が鼻を刺激してきます。
豚骨好きならそのまま店の中へ、そうでない方は踵を返しそうな程の強さですが、今回は身をもって“東京一濃厚”な豚骨ラーメンを体験しようと思います。
ラーメン きら星
着丼しても強烈な豚骨臭が!マニア向けの一杯「とんこつラーメン 肉増し」

今回いただいたのは「とんこつラーメン」+「肉増し」
店の外、そして店内も豚骨臭が充満していますが、着丼した瞬間にさらに強くなりました。
見てください、この透明度0でテカってて泡立っているという見るからに濃厚そうなスープ。
チャーシューも大きいし脂がキラキラ光ってるし……期待しかないですね。
スープを飲んだ瞬間、鼻の奥を豚骨で殴られたかのような強烈なパンチ力を感じた

レンゲから滴るスープがトロトロしています。
まずはスープを一口……
!!!!!!!!!!!
鼻の奥を豚骨でぶん殴られたのかと思うほどの強烈な豚骨臭が広がりました。
舌触りは骨の表面だけでなく髄のエキスまで抽出されていることが分かるザラザラ加減。
間違っても「クセがない」とは言えないほど大クセですが、豚骨マニアなら確実にハマる味です。

続いては麺を。
麺は少し縮れた太麺。
モッチリとした食感で、噛むたびに小麦の甘みを強く感じます。
スープがかなり強烈な上、とろみがあるためガッツリ絡んできますが、それにも負けない存在感があります。

チャーシューはかなり大ぶりなもの。
スープが“骨の旨味”なのに対して、チャーシューは“肉の旨味”が詰まっています。
箸で持ち上げると崩れてしまうほど柔らかいのに、しっかりと“肉食ってる感”のある逸品です。
超濃厚な豚骨スープが魚介豚骨に!キャベツの上のカツオ餡も溶かしてみて!

キャベツの上に乗っているのはカツオ餡。
スープに溶かすと豚骨の風味の上に魚介の風味が乗り、かなり重心の低い魚介豚骨っぽくなります。
少量ですが煮詰められているためかなりガッツリ味が変わります。
試す際は少量ずつ溶かすのがオススメ。
豚骨マニアなら『きら星』は絶対に行っておくべき!
今回ご紹介した『きら星』は、“東京一濃厚”な豚骨ラーメンが食べられるお店。
豚骨の濃度に特化し、かなりマニア向けな一杯にはなっていますが、きっと豚骨マニアにはたまらないことでしょう!
豚骨マニアの方、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。