BCGでエリート路線を行け!転職方法・年収・業務内容などを完全解説

外資系企業への転職を検討し始めたとき、どのようなフィールドであればご自身のスキルを一気に上げることができると思いますか?

一定期間日系企業での就業経験を経て、自分のスキルを圧倒的にあげたいと考える方が目指す先…それが外資系コンサルティングファームです。

この記事では、数ある外資系コンサルティングファームの中でもエリートの集合体として知られる「ボストン・コンサルティング・グループ」について解説していきます。

記事の中で詳細に触れますが、ボスコンをはじめ難関企業と言われる企業に転職する場合、「転職エージェント」のサポートは不可欠となることを覚えておきましょう。

最大手の一角であるボスコンでご自身をグレードアップさせたい!とお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

外資系コンサルティング企業とは?

外資系コンサルティング企業に転職したいとお考えの方は、すでに外資系コンサルティングファームがどのようなものであるかイメージできているのではないかと思いますが、そのイメージは果たして正しいのでしょうか。

一流とされる企業から経営に関する相談を受け、スピーディーに解決策を練りだし実行する、そんな頼もしいイメージがある外資系コンサルティングファームの社員ですが、

そのイメージを構築するだけあって相当な努力をし、タフな日々を送っています。

この記事では、外資系コンサルティングファームへの転職を志望している方向けに「5分でわかる外資系コンサルティングファーム」をお届けします。

外資系コンサルティングファームをいくつご存知ですか?

外資系コンサルティングファームへの転職を目指す中で、いくつくらい転職の候補として検討していますか?まずは大手外資系コンサルティングファームについておさらいしておきましょう。

  • マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey and Company)
  • ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)
  • ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)
  • ローランド・ベルガー(Roland Berger)
  • A.T.カーニー(A. T. Kerney)
  • アーサー・D・リトル
  • PwCコンサルティング合同会社
  • アクセンチュア(Accenture)

外資系コンサルティングファームを目指す上でこれらの企業名、そして大まかな強みを把握していないような状況では転職成功まで程遠いと言えます。

しっかりと企業研究をしないまま転職活動を進めても、浅はかさが悪目立ちするばかりなので気をつけましょう。

これらは誰もが知ると言ってもよいほど著名な企業ですが、外資系コンサルティングファームに勤務したいと考える方であれば、きっとこの中の一社に入社したいと考える方が多いでしょう。

まずは押さえておきたい「MBB」という集団

すでに著名な外資系コンサルティングファームを一覧でご紹介しましたが、その中でも特にトップレベルに人気、知名度があると言えるのが

  • McKinsey and Company
  • Boston Consulting Group
  • Bain & Company

の3社なのではないでしょうか。できることならこの3社のうちの1社に入社したいという方が多いのも特徴です。これら3社はまとめて、この3社の頭文字であるM、B、Bを取って「MBB」と称されます。

エリートの集合体「ボストン・コンサルティング・グループ」とは

「MBB」の中でも、特にボストン・コンサルティング・グループに入社したい!と強く志望している方も多いですよね。

すでにマッキンゼー・アンド・カンパニーについては過去の記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。圧倒的勝ち組マッキンゼー!転職方法から年収・仕事内容まで完全網羅 | 転職百花 女性の活躍を応援する転職ノウハウ情報サイト

エリート路線、とややオーバーとも言えるタイトルの記事ではありますが、実際にボストン・コンサルティング・グループに勤務する社員はエリートと断言して良いだけの理由があるようです。早速ボストン・コンサルティング・グループについて復習しておきましょう。

そもそも…ボストン・コンサルティング・グループって何がそんなにすごいの?

ボストン・コンサルティング・グループは、案件の多さや質・社内の仕組みが業界随一である点がすごいといえそうです。

コンサルティングを扱う会社は多くあります。しかし、その中でもボストン・コンサルティング・グループは案件の多さと質が随一なのです。たとえば、日本国内においては、「デジタルを強みに日本を変える」ということを大切にしていて、グローバルネットワークを駆使しながらクライアントの支援をする経営コンサルティングファームを形作るようにしています。

一般企業はもちろん、政府機関や官公庁もサポートしていて、日本を裏から支えているといっても過言ではない企業なのです。

さらに、ボストン・コンサルティング・グループの社内研修といった仕組みも業界随一です。地道さや手堅さを大切にし、真面目なコンサルティングスタッフ育成に力を入れています。

新人のときから、幅広い業界やテーマを担当させ学ばせるようにしていて、社員全員のナレッジを深めて、好循環を巻き起こそうとしています。ボストン・コンサルティング・グループで働けば自身の成長にもつながるすごさがあるといえるでしょう。

ボストン・コンサルティング・グループの年収目安

外資金融と並んで高収入が何かと話題になる外資系コンサルティングファームですが、実情やはり本当に収入は高水準のようです。

初任給ですでに高収入

ボストン・コンサルティング・グループに新入社員で入社した場合、初任給のベースサラリーで約700万円以上受け取ることになるようです。日本企業に就職した場合には到底到達しない金額を20代前半で得ることができることには驚きばかりです。

5年目になると日系企業役員クラス

ボストン・コンサルティング・グループにて5年以上勤務を続け、企業が求めるだけの実績を積み上げることができた場合、5年次で約1,500万円以上を年収として受け取ることになります。

この金額は日本の上位1.2%しか受け取らない年収なので、それを30代までに得ることができるということです。

10年目になるとサラリーマンでは最高峰レベル

ボストン・コンサルティング・グループに入社して10年間程度の職務経験を積めた場合、その収入は3,000万円~5,000万円程度と破格になります。

ここまでの高収入となると、日本全国でも上位0.2%の年収となります。日本国内において日本企業に勤務している上では当然ながら役員以上の立場になければ受け取ることのできない金額です。

ハイクラス転職をご希望の方は、まずハイクラス転職の経験と知識に富んだ転職エージェントを選ぶようにしましょう。

「コンサルなんて頭打ち」って本当?

外資系コンサルティングファーム出身で起業に成功したり、セルフブランディングに成功して著名となる方が多いことから「外資系コンサルティングファームでの就業経験があればキャリアで怖いものなしでしょ?」と思われる方が多いのも残念ながら事実です。

ただし、大手外資系コンサルティングファームに転職が叶ったからと言って

  • 超一流の経歴が手に入る
  • 日本国内で上位0.2%に入る収入を得られる
  • 起業家として名を馳せるチャンスに恵まれる

ほど甘いものではありません。これは外資系コンサルティングファームに限った話ではありませんが、高収入を得ることができるということは、それだけタフな業務を遂行する必要があったり、精神的にも肉体的にもハードな側面があるということを意味するのです。

たとえ転職試験や面接で上手に自分をアピールすることができMBBを始めとした超一流コンサルティングファームに就職することができたとしても、相応の努力や忍耐力を持っていなければ結果として何も残せずに退職することになるでしょう。

実際にMBBの中でもボストン・コンサルティング・グループとマッキンゼー・アンド・カンパニーを引き合いに話をしている映像がありますので、ぜひ御覧ください。https://www.youtube.com/embed/OuMN5CdnVy8
この動画で配信されているのは主にマッキンゼー・アンド・カンパニー、そしてボストン・コンサルティング・グループがメインですが、内容としては外資系コンサルティングファームにおいても同様のことが言えるのではないかと思います。

  • 入社したあとも、自分自身を鼓舞して切磋琢磨できる
  • 明確な目標に向かって日々自分のスキルを向上する意識を持っている

これらのことが最低限ない限り、優秀な社員の中で埋もれるどころか、「いつやめるか」ということばかりが頭をよぎる日々となります。

ボストン・コンサルティング・グループが輩出した著名人たち

自分自身のキャリアにおいてロールモデルとなる人物を見つけ出すことは、モチベーションという側面でも、そして人生観を構築するという意味でもとても重要になります。

ここでは、ボストン・コンサルティング・グループでの就業経験を経た後にそれぞれ活躍の場を広げた先輩たちをご紹介します。

  • 岩下充志 – 元Facebook Japan代表取締役
  • 岩瀬大輔 – ライフネット生命保険代表取締役社長
  • 正田修 – 日清製粉グループ本社相談役
  • 樋口泰行 – マイクロソフト日本法人代表執行役最高執行責任者
  • 堀紘一 – ドリームインキュベータ代表取締役会長
  • 三谷宏幸 – ノバルティスファーマ元社長

マッキンゼー・アンド・カンパニーが輩出した著名人と比較すると若干男性が多いように思えます。この中にご自身がロールモデルとしたいと思われた方はいましたか?

これらの方々はご自身の著書もたくさん発表していますので、ぜひ目を通してみてくださ。外資系コンサルティングファームで何を学んでいけばよいかがわかるかもしれません。

ボストン・コンサルティング・グループの著書紹介

ボストン・コンサルティング・グループで活躍している・活躍されていた従業員の中には、著書を出している方も多くいます。その中から、ボストン・コンサルティング・グループの経営手腕や状況を学べるものをご紹介します。

BCG 未来をつくる戦略思考:勝つための50のアイデア

BCG創設50周年を機に出された一冊です。困難な課題をチャンスに変え、未来を切り拓くための50の論考を10のテーマにそって編集されています。

未来に足跡を残すリーダになるために必要な、ボストン・コンサルティング・グループの知見をとりまとめた著書です。

参考: BCG 未来をつくる戦略思考:勝つための50のアイデア|本 | 通販 | Amazon

BCG流 プロフェッショナルの仕事力:世界屈指のコンサルティングファームでビジネスリーダーたちは何を身に付けたのか

BCG創設50周年を記念して出された一冊です。BCGの元従業員19名に「BCGでの体験を通じて、プロフェッショナルとしての心構えや考え方、スキルをどのように身につけ、それを今の仕事にどう活かしているのか」をインタビューした内容がまとめられています。

ボストン・コンサルティング・グループの社内雰囲気などをしっかりと把握できる一冊といえるでしょう。

参考: BCG流 プロフェッショナルの仕事力:世界屈指のコンサルティングファームでビジネスリーダーたちは何を身に付けたのか |本 | 通販 | Amazon

BCG流 経営者はこう育てる

ボストン・コンサルティング・グループ元従業員である著者が、ボストン・コンサルティング・グループでのコンサルティング経験に基づき、経営者に必須のリーダーシップ能力を抽出し、それらの能力を実践的に身につける方法を提案する一冊です。

すぐれた人材を育てるための独自手法「経営者としてのスキルセット」を習得する方法を追求し、提案しています。

参考: BCG流 経営者はこう育てる|本 | 通販 | Amazon

ボストン・コンサルティング・グループに転職するには

外資系コンサルティングファームへの転職は、想像以上に難関であるのが現実です。

転職希望の場合、学歴や語学力、資格の有無だけではなく、これまで従事してきた業務の内容についても細かく精査され、起業にとって明確なプラスを与えることのできる人材であると判断されない限り永遠にチャンスは巡ってきません。

現状、どのような転職方法を検討していますか?

  1. 起業ホームページの採用情報に求人募集が出るのを待つ
  2. ボストン・コンサルティング・グループに就業している人に声をかけてもらえるようにアピールする
  3. ボストン・コンサルティング・グループをはじめとした外資系コンサルティングファームへの転職支援を熱心に行っている転職エージェントに登録する

これらの方法をどれも間違いはありません。ただし、転職活動にはスピードもまた重要となることを忘れてはいけません。

  • 1.の場合求人情報が掲載されない限り一向に転職活動は前に進みません
  • 2.の場合ボスコンに勤務する知り合いがいなければ梨の礫
  • 3.の場合確実な成果を出してくれる転職エージェントの担当者に出会えるかは運

これらの3つの選択肢の中では、圧倒的に3.が転職成功への近道であることは言うまでもありません。

これまでさまざまなタイプの候補者を転職成功に導いてきた経験があるからこそ、エージェントの担当者はあなたに有益なアドバイスをくれるでしょう。

おわりに

ボストン・コンサルティング・グループをはじめ、外資系コンサルティングファームへの転職はそうたやすいものでないということがおわかりいただけたのではないかと思います。

ただし、狭き門にも必ず入り口はあります。現実に転職を成功させてボスコン出身者となっている方がたくさんいるのです。少しでも早くそのキャリアに近づくために、まずはあなたの最大のパートナーとなってくれる転職エージェントの担当者に出会いましょう。

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