フリーランスは勿論、独立前のエンジニア・Webデザイナーの人にも役立つと思うよ♪フリーランスWebディレクターの仕事術
徹底比較!評判の良いフリーランスエージェントおすすめ2020

TwitterFacebook0はてブ4Pocket30LINEコピー 2020.12.21 この記事は約56分で読めます。






フリーランスのタイプ別おすすめ
エージェントを今すぐチェックする
フリーランス(個人事業主)として独立・開業したら、案件や取引先の開拓・交渉・契約は基本的に自分一人で行う事になります。
しかしながら、会社員(サラリーマン)時代にこのような交渉ごとを行って来なかったエンジニアやデザイナーは苦手としているスキルかと思います。
最初は仕事欲しさに安請け合いをしてしまう事も出てくるかもしれません。もしそう感じているフリーエンジニアやデザイナーさんでしたら、無理して自分で不向きな営業をして案件を取ってくる必要はありません!
Webディレクターも、事業会社の自社サービスやアプリ運営をされている部署、もしくはプロデューサーとの分業がしっかりされていた環境でしたら営業は未経験だと思います。
しかし今や(2020年現在)、副業や兼業で稼働している人を含めると、日本には462万人のフリーランスがいると試算されています(※内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」より)。
そんな背景もあり、フリーランス(個人事業主)のエンジニアは勿論、Webデザイナーや、なんとWebディレクターやコンサルタントに至るまで、IT系・Web系のフリーランス募集案件を紹介してくれたり、希望を言うと案件開拓をする営業をしてくれる営業力が高いエージェントも増えてきました。さらに単価交渉も行なってくれます。いや〜、良い時代ですね〜。
前置き長くなってしまいましたが、本記事では、フリーランスを専門に案件紹介を行ってくれるフリーランスエージェントで、おすすめの会社やサービスを、実際に利用したり、責任者にぶっちゃけ取材したり、現在、登録して稼働中のエンジニアに実際に現場で聴いたりして、これでもかと言わんばかりに徹底比較して紹介しちゃいます!
当サイトから登録し面談に行かれた方/オンライン面談の多いエージェントは下記になります
(リンクをクリックorタップすると詳しい紹介文に移動しますので、いち早く詳細が知りたい方は下記リンクよりお進みください)。
おすすめフリーランスエージェントTOP3💡
- 1位:レバテックフリーランス
利用者実績18万人・平均年収862万円・独立前でも相談可能! - 2位:フォスターフリーランス
ITエンジニアに特化・案件数5000件以上・最高単価230万円! - 3位:エミリーエンジニア
マージン率が10%〜15%と低く、手取り月収が高い!独占案件や補償も充実!
残念ながら本記事より総合的に詳しく紹介している記事は見つかりませんでした…。2chや5chは悪い情報も多く、ネット検索で出てくる記事にいたっては、ググって出てきた情報を寄せ集めただけで自分でエージェントに登録し稼働した事の無い執筆者も不明のライターが書いた質の低い記事も残念ながら未だ多くあります。
そのため、当サイトは多くのエージェントに登録し稼働した経験があり、現役でエージェントに登録し稼働している友人はもちろん、運営スタッフや役員の知り合いも多く、自社でもフリーランスエージェント事業として、直請けの案件紹介もしている浅井裕喜が、実際に経験した内容や取材した内容を元に記事にしました。
よく無いところは指摘し良いところも紹介、またかなりの頻度で情報をアップデートしています。そのため、ここのページに辿り着いた人はめちゃくちゃラッキーです☆今回の記事は正直けっこう長くなります。しかし、フリーランスエージェントについて体系的に理解できるような役立つ記事に仕上げていますので、ブックマークなどもしていただき、少しずつでもお読みいただけますと嬉しいです。目次
- フリーランスエージェントの概要を一覧にして比較
- フリーランス案件紹介の金額相場(案件の単価)
- フリーランスエージェントの手数料、消費税、収入の関係
- 気になるフリーランスエージェントのマージン率
- フリーランスエージェントの対応エリア(都道府県・地域)
- フリーランスエージェントの特徴を一覧にして比較
- 単価の高い高額な案件を紹介してくれるフリーランスエージェントならこの2社
- マージン率が低いフリーランスエージェントならこの2社
- 独立が不安な方におすすめのフリーランスエージェントならこの2社
- 地方でフリーランス案件を探すのに最適のエージェントならこの3社
- 大規模案件・上流工程のITコンサル仕事ができるエージェントならこの1社
- 自由な働き方・パラレルキャリアが実現できるエージェントならこの3社
- リモート/在宅ワークやテレワークOK案件、オンライン面談がエージェント各社で増えてきている!
- 週1日〜2日のフリーランス案件は求人サイトがおすすめ!
- エージェントには少なくとも3社は登録しよう!
- エージェントの担当者との相性も面談で要チェック!
- 気が進まない・スキルに不安がある時の断り方
- フリーランス未経験でもエージェントに登録して仕事があるのか?
- 要チェック!フリーランスエージェントの支払いサイト
- フリーランス独立の時にも再就職手当を貰おう!
- フリーランス独立を迷っているのであればザッピーリンクへご相談
フリーランスエージェントの概要を一覧にして比較
まずは、フリーランスエージェントの概要を、案件(現場)数・フォロー体制・最高単価・強みのある職種という観点で分け一覧した表にして、解り易く比較してみました。
エージェント名 | 案件 (現場)数 | フォロー 体制 | 最高単価 | 強みのある職種 |
---|---|---|---|---|
フォスターフリーランス (旧スキルサーフィン) | ◎ | ◎ | 人月 230万円 | ・ITエンジニア全般 (PMO、ERP、SAP、SE、フロントエンド、サーバー等) |
レバテックフリーランス | ◎ | ◎ | 人月 161万円 | ・多種多様なWebエンジニア ・多種多様なWebクリエイター ・Web/UIデザイナー |
TECH STOCK (テクスト) | ○ | ○ | 人月 230万円 | ・インフラ/ネットワークエンジニア ・システムエンジニア、プログラマー ・ITコンサルタント、PM、PMO |
Midworks (ミッドワークス) | ○ | ○ | 人月 180万円 | ・UIデザイナー ・Scala(スカラ)エンジニア ・ブロックチェーン(C#) ・AIエンジニア(Python) ・アプリエンジニア(Swift) ・Ruby(ルビー)エンジニア |
テクフリ (旧:techcareer freelance) | ○ | ◎ | 人月 121万円 | ・サーバーサイドエンジニア ・アプリエンジニア ・フロントエンドエンジニア ・UI/UXデザイナー |
エミリーエンジニア | ○ | ◎ | 人月 120万円 | ・アプリエンジニア(Kotlin) ・開発導入サポート(Azure) ・QRサービス導入(PMO案件) ・Salesforce開発PJ(PMO案件) ・データサイエンティスト(Python) ・サーバーサイドエンジニア(Scala) ・フルスタックエンジニア(Vue.js/React) ・インフラエンジニア(AWS/GCP) ・未経験エンジニア講師育成案件(Java) |
PE-BANK (ピーイーバンク) | ○ | ○ | 人月 350万円 | ・経験豊富なエンジニア |
Consultant Jobs for FREELANCE (コンサルタントジョブ) | ○ | ○ | 人月 230万円 | ・大規模システム開発PMO ・AI/Fintech領域の戦略コンサルタント ・大手自動車メーカーでのSAP導入プロジェクト支援 ・グローバル会計領域システムのITコンサルタント |
BIGDATA NAVI (ビッグデータナビ) ![]() | △ | ○ | 人月 170万円 | ・データサイエンティスト ・SREエンジニア ・レコメンドアルゴリズム構築 ・ビッグデータ基盤構築 ・各種データ解析 ・DevOpsエンジニア |
Workship (ワークシップ) | ○ | △ | 人月 80万円 | ・UI/UXデザイナー ・AngularJSエンジニア ・Node.jsエンジニア ・フルスタックエンジニア ・広報/人事フリーランス ・財務/ファイナンス ・プランナー/マーケター ・編集/ライター |
ポテパンフリーランス | ○ | ○ | 人月 100万超 | ・エンジニア ※特にRuby on Rails(レイルズ) |
ITプロパートナーズ | ○ | ○ | 人月 100万円 | ・Laravel開発エンジニア ・Salesforceエンジニア ・PHPエンジニア ・iOSエンジニア ・Androidエンジニア ・PHPエンジニア ・AWSサーバーエンジニア ・Javaサーバーエンジニア ・React.JS開発エンジニア ・UI/UXディレクター ・SEM広告ディレクター ・SEOディレクター ・Webディレクター |
Crowdtech (クラウドテック) | ◎ | △ | 人月 135万円 | ・フロントエンドエンジニア ・Webデザイナー ・Webエンジニア |
geechs job (ギークスジョブ) | ○ | △ | 人月 100万円 | ・アプリエンジニア ・ゲームエンジニア ・ゲームデザイナー |
ENGINEER FACTORY (エンジニアファクトリー) | ○ | ○ | 人月 190万円 | ・組込制御系エンジニア ・システムエンジニア(SE) ・サーバーエンジニア |
PMO NAVI (ピーエムオーナビ) | △ | △ | 人月 160万円 | ・PMO業務 ・ERPエンジニア ・業務コンサルタント |
Engineer-Route (エンジニアルート) ![]() | ○ | ○ | 人月 160万円 | ・Webデザイナー ・フロントエンドエンジニア ・AIエンジニア |
FreeConsultant.jp (フリーコンサルタントジェーピー) ![]() | △ | △ | 人月 180万円 | ・業務コンサルタント ・ERP導入コンサルタント ・PMO/SAP/BPR/PM |
flexy (フレキシー) ![]() | △ | △ | 人月 100万円 | ・アプリ開発エンジニア ・PHPエンジニア ・UI/UXデザイナー |
Waris (ワリス) ![]() | △ | ○ | 人月 100万円 | ・営業/マーケター ・コンサルタント ・広報担当 |
ザッピーリンク | △ | ◎ | 人月 100万円 | ・Webディレクター ・Webライター ・Webメディア編集者 ・Webマーケター |
上記は人月の最高単価になりますので、フリーランス案件紹介における金額相場については次の項目で職種別に分けて紹介します。
フリーランス案件紹介の金額相場(案件の単価)

ITフリーランスの案件紹介にあたって、金額相場はどれくらいなのか。これは、これからフリーランス(個人事業主)として起業・独立されようと思っている方はもちろん、すでに独立されている方にも関心のある分野ではないでしょうか。
最近では、フリーランス専門エージェントの役員や社員の方は勿論、クライアントの現場担当者や様々なエージェントに登録し活動している現役のフリーエンジニア、弊社(ザッピーリンク)に登録しているフリーランス人材のみんなにも、色々と情報を聴けるようになってきましたので、幅広い情報も元に徹底的に紹介します。

私がレバテックフリーランスのテクニカルカウンセラーさんへ取材した時の写真
フリーエンジニアは最初は60万円位だが、スキル次第で200万円も!
エンジニアは今やフリーランスの中でもコンサルタントに勝るとも劣らない高単価な職業です。例えば、ホームページ制作におけるコーディングまわりのみのフロントエンドエンジニアで、JavaScriptやPHPといった動的なコードが苦手という人でも、月に60万円前後は貰えます。
この程度のスキルなら、エンジニアになって1年位の人でも十分に可能かと思います(ただし、個人差はあると思いますが…)。
所感としては、フロントエンドよりサーバーサイドができるエンジニアの方が単価が高いように感じます。
また、業務系の大規模システムのプロジェクトマネージャーをやってましたとなると、きちんと報酬が支払える会社であれば、100万円は超えていきます。フリーランスになれば、スキル次第ではありますが、特に残業が多い現場で無くとも、人月100万円や150万円超えという人もゴロゴロいます。
スタンドアローンで動けることができ、コンサルティング・設計・マネジメントなどができる等となると、さらに高単価が見込めるでしょう。
そして最近よく聞く、AIやIoTという領域において、Python(パイソン)やC#(シーシャープ)といった言語を使って構築経験があるなど、トレンドとなる技術スキルが高いエンジニアも高単価になる傾向にあります。
IT業界はトレンドのワードや技術が大好きな人が多く(特にエンジニアとマーケター)、単月マックス金額で、200万円の収入を得ているエンジニアの話を聴いた事があります。
ちなみに、エンジニアで最高350万円の報酬を出した事のあるエンジニアがいるのはPE-BANKです(350万円は年収ではなく月収です!)。
他に高単価案件が多いのは、フォスターフリーランスとレバテックフリーランスですね。
フリーエンジニアの単価については、私がMidworksを運営する株式会社Branding Engineerの金沢取締役に色々聞いてきた記事が、めちゃ参考になるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
あと、別記事にはなりますが、フリーランスエンジニア案件を得意もしくは専門とするエージェントだけを集め、特徴・口コミ・評判・当サイトから面談に行かれた数などを踏まえ、ランキング形式で紹介する記事も新たに執筆しましたので、ぜひご覧ください。▶︎ ITエンジニア向けフリーランスエージェントおすすめ人気ランキング2020
フリーのコンサルタント・PMOなら月額100万超は当たり前、200万円超も十分狙える!

コンサルタント・PMOなどの案件であれば、スキルや経験・実績にもよりますが、月額の報酬が100万円超の案件は普通にあります。
また、英語や中国語などの語学力、これまでの改善実績やマネジメント力次第では、200万円超も十分に狙えます!
特に報酬単価の高い、評判の良いエージェントであれば、コンサルタントジョブでしょうか。
月の報酬が150万円前後のコンサルタント案件も多く扱っていて、月単価200万円を超える案件もあります!
また、コンサルとエンジニアの中間層の案件も揃えていますので、より上流工程の仕事がしたいエンジニアにとっても行くべきエージェントです!
なぜなら、フリーランスエージェントには現場のエンジニア案件は豊富だけど、PMO・コンサル、最上流だとCTO案件は紹介できる案件がない…なんて場合もあるからです。
もちろん、CTOなんていう重要なポジションをフリーランスに任せる事は極稀ですが、スタートアップ企業だと、人が見つからないので、暫定的にスポットでお願いしたいというニーズも稀にあるんですよ。
ただ、私は、以前に、flexy(運営:サーキュレーション)とFreeConsultant.jp(運営:みらいワークス)に相談に行ったことありますが案件紹介してもらえませんでした。今行ってみたらどうかは解りませんが、念のため参考情報として紹介させていただきますね。フリーコンサルとは?メリットや年収、おすすめ案件などを徹底解説!web-director-lifehack.info2020.09.11
デザイナーは月に60万円〜80万円くらいが多い。ただスキル次第で更に上も!
デザイナーは月に60万円〜80万円くらいが多いかなと思います。 ただ、ここもスキルによりけりで、UI・UXもデザインできるとか、ディレクションもでき、ワイヤーフレームもかけるとか、フロントエンドのプログラムも触れるとかってなりますとさらに高単価が見込めるでしょう。
例えば、下記のように、月収195万円が見込めるフリーランス向けのアートディレクター案件もあります!

出典:レバテッククリエイター 高単価案件特集より
こちらはちょっと特殊なケースかもしれませんが、月収100万円前後の案件であれば、スキル次第でそこそこ見つかる事もあります。
また、何か大きなプロジェクトや企業案件のデザインを担当したとかバリューのある経験や実績があると、より高単価な金額が見込めます。フリーランスWebデザイナーの年収相場やスキル・仕事の取り方などを徹底解説!web-director-lifehack.info2020.09.11
Webディレクターは月に60万円〜80万円がボリュームゾーン。あとはスキル次第で高額案件も!
Webディレクターも差が別れやすいところです。 例えば進行管理しかしてこなかったとなれば、月に60万円も見込めないかもしれません。 ただ、スキル次第で高単価の案件は全然あります。 例えば、
- 複数プロジェクトを平行して回せる。回してきた経験がある。
- Webサイトだけでなく、ネイティブアプリ等の開発ディレクションも経験がある。
- 大規模プロジェクト・業務系の開発案件のマネジメント経験が豊富である。
- クライアントの課題の抽出・解決といったWebコンサルティングもできる。
- Webマーケティング領域での知識・経験が深い。
など。 エンジニア・デザイナーほど案件の数が多い訳ではありませんが、100万円超え以上の単価になる事も十分に見込めます。webディレクターのフリーランスは少ないが独立をすすめる5つの理由web-director-lifehack.info2019.11.19
リモートワークと常駐の金額相場の差

テクフリやITプロパートナーズなど、一部のエージェントではありますが、フルリモートワークや一部リモートなどの案件も紹介しています。
ただ、案件数的には、10件に1件あるかといった感じで極めて少ないです。
また、金額(案件の単価)としても、同じようなスキルで同じ時間稼働した場合、常駐で月額85万円の収入があるとしたら、フルリモートだと67万円。金額にして実に月額18万円の差があります。
案件数も少なければ収入としても安い、かつ、孤独な作業に没頭することなどから最初はできるだけ常駐した方が良いです。
おすすめなのはリモート移行といって、3ヶ月や6ヶ月なり常駐をして、一部リモート、ゆくゆくはフルリモートという形で移行していく働き方が良いでしょう。
そのようなスライドのさせ方で仕事を進めた方が社内で信頼関係を勝ち取り易く、いざフルリモートワークになった時も円滑にコミュニケーションができます。また、その人の人柄やスキルも理解してもらえてますので単価も下がり辛いのが実情です。
私もフリーランス時代にリモート移行をした現場はいくつかありますが、一度も単価を下げられた事はありません!
フリーランスエージェントの手数料、消費税、収入の関係
フリーランスエージェントが自分の常駐勤務している企業に請求している金額から手数料(マージン率)を引いた金額が、あなた(働いているフリーランス)の収入(売上)となります。
ただ、実際には、フリーランスであれば、そこから国民健康保険料や住民税を支払う(納める)必要がありますので、売上 = 手取り収入ではありませんので、ご注意ください。
また、フリーランスエージェントによっては、フリーランスの方への支払う時に消費税をごまかして、お支払いされている業者も少なからずあるようです。
私が聞いたフリーエンジニアは、昔、エージェントからこう言われたそうです。
「フリーランスは個人なんだから消費税は請求できない!」
いや〜、呆れてしまいました…。
そんな業者いまだにあるんですね〜。税務署の職員もビックリですよ〜(笑)。
個人だって全然、消費税は請求できます。
現に、「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法」という内閣府の政策があり、消費税の請求を阻害する行為に対しては是正するよう対策が定められています。
エージェント側はクライアントに対し消費税請求しといて、業務委託契約しているフリーランスの人には請求させない…。
そんな会社は相手にするのやめましょう!
ちなみに、フリーランスのお仕事は軽減税率の対象ではありません。そのため消費税は8%では無く、10%を請求しましょう。ただ、本記事で紹介しているエージェントの中には、消費税を含む金額でフリーランスの方へ業務委託費をお支払いしているエージェントは実際あります。各種手当はどうか・サポートはどうか・自分が携わりたい案件かなども総合的に鑑みて、自分にメリットがあるのかどうか見極めてから参画するようにしましょう。そのために、複数のエージェントへ面談やカウンセリングに行った方が絶対に良いです。
気になるフリーランスエージェントのマージン率

フリーランスエージェントのマージン率は、実際のところブラックボックスになっています。公表していないエージェントが9割以上です。
私が知っている中で、マージン率を公表しているのは、PE-BANK(ピーイーバンク)、Midworks(ミッドワークス)、テクフリ、エミリーエンジニア、そして、弊社ザッピーリンクの4社だけです。
上記4社はいずれのエージェントも、マージン率が20%以下で、基本エンド直請け案件がほとんどですので、企業に請求している金額の80%は報酬が受け取れます。
参考までに、Midworks(ミッドワークス)の金沢取締役にマージン率についてインタビューした内容を下記に紹介します。

ちなみに、フリーランスの求人サイトのマージン率を見てみると、クラウドワークスが20%、Workshipが19.5%ですので、20%以下のマージン率というのはかなりの低水準であることが解ります。
また、ザッピーリンクでは、常駐している企業への請求額もフリーランスの登録者に参画が決定したタイミングで公開し、合意の元で契約を進めてますので明朗会計です。
エージェントとのマージン率や契約金額は契約更新の度に交渉しよう!
フリーランスエージェントのマージン率は、契約更新の回数が、5回・10回と増えていくと、それに伴いマージン率も15%・10%と下がっていくケースがあります。
また、他にも、契約金額が70万円・100万円と上がっていくと、マージン率が15%・10%と下がっていくケースもあります。
現場によっては変わらないケースもあります。
ただ、常駐先で評価が高いとエージェントの営業担当者から、当然、フィードバックが返ってきます。
高評価を受けているのに、条件交渉しない手はありません!
マージン率が変わらなくても、契約金額を交渉してくれ、手取り金額が上がる可能性も十分あります!
交渉のタイミングとして一番良いのは、契約更新のタイミングです。
しっかり結果を出して、常駐先での仕事のやり易さと共に、単価も上げていきましょう!
マージン率を低くするなら、エンド直請け・独占案件・事業会社案件を選ぼう!
マージン率を低くするためのポイントとしては、商流の浅い案件を選ぶことです。
エンド直請け案件や独占案件といった類いのものは、クライアントと直接やり取りして契約するので、商流が浅い案件になります。
二次請け(孫請け)や三次請け(ひ孫請け案件)だと、その都度、マージンが引かれてしまうので、どうしてもマージン率が上がってしまいます…。
では、エンド直請け案件であれば何でも良いかというと一概にそういった訳でもありません。
そもそもの常駐する企業自体が代理店やWeb制作会社、アプリ開発会社という場合もあります。
そのような企業の案件に参画した場合、契約を結んだ企業自体が二次請けという事になりますので、もれなく三次請けになります。
二次代理店に参画すれば、エージェントを通すと三次請けですね。
高単価であれば、有名な代理店や制作会社・開発会社の案件も、様々な案件を経験することで力がつきスキルアップできますので、おすすめできます!
ただ、一般的に、マージン率を低くしたいなら、できれば事業会社(クライアント側)の案件を選ぶようにしましょう!
例えば、二次請けや三次請けでマージンが5割も取られてしまうケースとしては、金融機関や生活インフラなどの基幹システムの開発常駐案件、SIer案件を、聞き慣れないエージェント経由で面談に行き、エージェント担当者と常駐先企業の担当者以外に、よく解らない会社の人が同席している場合です。
このよく解らない会社の人がだいたい一次請け(元請け)企業の担当者になります。
マージン率が50%であるエージェントを通して稼働しますと、クライアントから求められる要求レベルが高すぎて、肉体的にも精神的にもやられてしまいます。
私も大昔にマージン率50%抜かれて稼働した経験がありますが、
「高いお金払ってるのに!」
とクライアント担当者は思っていたそうです。
当時、私としては、
「そんなにもらってないけどな…」
と思いながら働いていました。正直、地獄ですよ…。
別の現場で、
「ほとんどマージン抜かずに今回はやってるんで…」
と言われながら仕事をしていた案件(プロジェクト)では、
「本当ありがとう!浅井さんのおかげで助かったよ。凄く伸びたよ!」
と、めちゃくちゃクライアント担当者のみならず責任者の方まで満足度が高かったのを覚えています。
報酬を優先してエージェントを選ぶのであれば上記4社から選ぶか、単価の高い高額な案件を紹介してくれるエージェントから選ぶようにしましょう。
「単価の高い高額な案件を紹介してくれるエージェント」はマージン率が非公開のエージェントもありますが、例えば、レバテックフリーランスのような大手だと、1社に数十人のフリーランスが常駐しているという現場もザラにあり、何人も紹介している分、価格交渉力が生まれます。そのため、案件・現場に応じてマージン率の調整をしても十分エージェント側の利益が確保できます。また、言葉は悪いですが、手放したくないフリーランス人材の場合、マージン率を下げていたりすることもあるようです(優秀なフリーランス人材であれば、レバテックや大手エージェントに限ったことでも無いと思いますが…)。
なので、必ず、数社に面談に行き、同じ仕事でどれくらい報酬が違うのかなども見極めるようにしましょう!
やっぱり、自分が働いた分はしっかり貰いたいですもんね^^
フリーランスエージェントの対応エリア(都道府県・地域)

フリーランスエージェントが対応・カバーできる地域はまだ全国的には少ないのが現状です。
これは就職・転職などとは異なり、フリーランスに業務委託するという文化が定着していない事と、IT系人材の人手不足は、都市圏が中心である事が挙げられます。
まず、ほとんどのフリーランスエージェントが対応しているのは、東京・神奈川・千葉・埼玉を中心とした関東の首都圏になります。中でも東京はフリーランス専門エージェントの数が突出して多いです。
次に多く対応しているのが、大阪・京都を中心とした関西、名古屋を中心とした東海(中部)地方になります。次いで、福岡を中心とした九州になります。
最も多くのエリア(地域)に対応しているのは、PE-BANK(ピーイーバンク)で、北は北海道(札幌)から南は九州(福岡)まで満遍なく支店があります。具体的には、札幌・仙台・東京・名古屋・関西・京都・岡山・広島・福岡に拠点があります。
2番目に多いのは、TECH STOCK(テクスト)を運営するINTLOOP株式会社です。こちらは、札幌・東京・大阪・福岡・沖縄に拠点があります。国内で沖縄に拠点があるエージェントはINTLOOPだけですね!
また、国内だけに留まらず、香港・上海・ホーチミンにも拠点がありますよ。
3番目に多いのが、業界最大手のエージェントであるレバテックフリーランスで、東京・大阪・名古屋・福岡に拠点があります!
大手と呼ばれるgeechs job(ギークスジョブ)も、東京と大阪に拠点、名古屋にサテライトオフィスがありますが、実際に所在地へ行ってみると大阪と名古屋はあまり積極的では無い印象を受けました。
また、Midworksは2020年2月に関西エリアに初進出し、7月に東証マザーズに上場も予定されているので勢いがありますよ。














































































