プログラミング学習を始めようと考えている人「プログラミング学習の始め方を知りたい。これからプログラミングを頑張りたいけど、いったいどこから手を付けたらいいんだろう…。頑張りたい気持ちはあるけど、手順がわかりません。具体的な方法を教えてください。」
こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ【完全初心者向け】プログラミング学習の始め方【3ヶ月で達成できます】
プログラミング学習の始め方
- ①目標設定:プログラミングで稼げるようになる
- ②環境準備:パソコンを用意すれば完了
- ③基礎理解:そもそもプログラミングってなに?
- ④学習手順:基礎学習→簡単なサイトを作る
- ⑤実践練習:就職 or フリーランス独立
記事の信頼性
記事を書いている僕は、プログラミング歴5年ほど。
現在はフリーランスエンジニアとして生活できるようになりました。
» 参考:フリーランスエンジニアとして月収100万円を稼いだ方法【実体験】
読者さんへの前置きメッセージ
本記事では「これからプログラミングを頑張りたいけど、どこから手をつけていいか分からないよ」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「プログラミング学習の目標設定、具体的な始め方、その後のキャリア」までをイメージできるようになると思います。
「会社で働くのが嫌だなぁ…」と感じていた僕を救ってくれたのがプログラミングです。 控えめに言って、プログラミングで人生が変わった僕が、プログラミングに感謝の気持ちを込めつつ、記事を執筆します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
①目標設定:プログラミングで稼げるようになる
すでに目標が明確ならそれでOKですが、僕が思うに「プログラミングは人生を生きやすくするツール」なので、基本的な考え方としては「プログラミングというツールを使って、人生の難易度を下げよう」みたいな感じでいいかなと思います。
目標金額:まずは月5万円
ここは断言しますが、プログラミングで月5万円稼ぐことは「簡単」です。
プログラミングで「月5万円稼ぐ」が簡単な理由
参考までに、いくつかお仕事の情報を貼ってみますね。
例えば上記の「LPコーディング案件」だと、1ページのWebサイト制作で2万円くらい。僕は経験年数5年ですが、これなら3時間くらいで作れると思います。
上記の「コーポレートサイトの制作案件」とかだと、5ページのWebサイト制作で5〜10万円くらい。なお、継続案件(=継続的な収入が見込める)に繋がる的な記載もあるので、わりとありかもですね。
こんな感じでして、ぶっちゃけ稼ぎやすいです。
なお、世の中の案件は多種多様でして、エンジニアとしての経験が蓄積されると、収入も増えやすい構造になっています。
僕の周りだと、20代で月収50万とかって、ゴロゴロいますので…。たぶん、普通のサラリーマンとかが聞いたら、わりとビビるはずです。でも、これがプログラミング業界の事実でして、やはり「伸びてる業界で働くこと」は大切だなと思います。
②環境準備:パソコンを用意すれば完了
完全初心者からのよくある質問で「パソコンはどうしたら良いですか?」と聞かれることがあります。
結論:貯金が大丈夫なら、MacbookProの13インチを買うべし
コスパの良い買い物になると思います。
イメージ的に2〜3年は使えますし、エンジニアを目指すなら、強力なパートナーになってくれるはずです。
MacbookProの13インチがおすすめな理由
プログラミングならMacが定番でして、その中でも「Proの13インチ」がおすすめな理由は次のとおりです。
- Macだと、プログラミング系のアプリが充実している(世の中の大半のエンジニアはMacを愛用しています)
- 直感的に操作できるので、生産性が上がる(一度Macを使うと、もうWindowsには戻れません)
- MacbookProの13インチは、スペックが十分に高く、画面サイズもちょうど良い(持ち運びにも便利です)
ざっくりですが、上記のとおり。
なお、「Windowsでもプログラミングできますか?」と聞かれることが多いですが、問題なしです。
しかし、繰り返しですが、世の中のエンジニアはMacユーザーが多いです。 なので、わからないことを検索したときに、Macユーザー向けの情報がヒットする場合が多いです。
貯金がきついなら、無理しなくてOK
MacbookProの13インチは心からおすすめする機種ですが、とはいえ、お値段はそれなりにしますよね。
Appleは分割で商品購入しても金利が0%なので、これを利用してもいいですが、とはいえ、すでにPCを持っているなら、それを使っても大丈夫です。
半年くらいガッツリ頑張れば、MacbookProが購入できるくらいは稼ぐこともできますので、そこを目標にするのもありですね。 もしくは、先に買っちゃって「絶対にやってやるぜ」ってモチベーションにするのもOKです。
とはいえ、言いたいことは「お金で無理するのはあまり良くないよ」ということです。お金の余裕は心の余裕なので、お財布と相談してください。
③基礎理解:そもそもプログラミングってなに?
プログラミングという仕事をざっくり解説すると、「パソコンに指示出しをする仕事」みたいなイメージです。
- マネージャー:部下に指示出しして、ビジネスを動かす
- エンジニア:パソコンに指示出しして、ビジネスを動かす
すんごいざっくりな解説ですが、プログラミング言語という言葉のとおり、プログラミングは「言語」ですので。 じゃあ、その「言語」の受け手は誰かというと、それが「パソコン」ということですね。
パソコンと会話する仕事、、、という感じでもいいですかね。
よくある質問:おすすめの言語はありますか?
この質問は100回くらい聞かれましたが、結論は「Web系の言語がいいですよ」と伝えておきます。
Web系の言語とは「HTML/CSS/PHP/JavaScript/Ruby」あたりです。
Web系の言語がおすすめな理由稼ぎやすいから。
冒頭で書きましたが、プログラミング学習の目標は「プログラミングで稼ぐこと」にしています。 なので、早く稼ぐためにも、「Web系」を選ぶのがいいかなと。
※すこし余談ですが、Web業界は未来があると思っています。その理由は「AI時代において『Web業界の今後』は明るい理由【向き不向きはない】」をどうぞ。
なお、ここまでの解説をみて、「HTML、CSS、、PHP、、、JavaScript、、、、って量が多すぎ…。絶対無理だよ…。」と思うかもですが、全然大丈夫です。
というのも、HTMLを学べばPHPも理解しやすくて、PHPを学べばRubyも理解しやすい、みたいな構造だからです。
※プロ目線で考えるとすこし語弊のある言い方ですが、本記事は「完全初心者向け」なので、わかりやすさ重視で書いています。
よくある質問:アプリ開発のプログラミングはどうですか?
「iPhoneアプリを作ってみたい」と考える人もいると思いますが、もちろんそれでもOKです。
稼ぐことも大切ですが、それよりも大切なことが「興味関心」なので、アプリ開発に興味があるなら、そちらの道がおすすめです。 アプリ開発でも稼げることは事実ですし、世の中的にも需要の高い仕事ですね。
なお、本記事では「Web系のエンジニアを目指す」という感じで書いていきますが、アプリ開発でもWeb開発でも基本的な考え方は同じです。 アプリ希望の方は、「Web」という言葉を「アプリ」に置き換えて、読み進めてみてください。
④学習手順:基礎学習→簡単なサイトを作る
- (1) 基礎を学ぶ
- (2) サンプルサイトを作ってみる
これだけです。 どんな参考書を買っても、どんなスクールに通っても、どんな会社で教育を受けるにしても、流れは上記のとおりになります。
大切なので繰り返し書きますが、「(1)基礎学習 → (2)サンプルサイトを作る」という流れです。
学習方法の結論:基礎学習→自分で作ってみる
大切すぎて何度も繰り返し書いていますが、本当にこれだけです。
- HTMLとCSSを身につけたい場合 → HTMLとCSSの基礎をググりつつ、記事や参考書や動画のとおりに学習する。ある程度は理解したなと感じたら、自分なりに簡単なサイトを作ってみる。
- PHPを身につけたい場合 → PHPの基礎をググりつつ、記事や参考書や動画のとおりに学習する。ある程度は理解したと感じたら、自分なりになにか動くものを作ってみる。
- JavaScriptを身につけたい場合 → JavaScriptの基礎をググりつつ、記事や参考書や動画のとおりに学習する。ある程度は理解したと感じたら、なにか動くものを作ってみる。
本当にこれだけです。
さらに深掘りして解説しますね。
参考書を使ってプログラミング学習する方法
基本的には次の手順でOKです。
- まずは1周して読んでみる。理解度は30%でOKです。
- 2週目を読みつつ、サンプルコードを書いてみる。理解度は50%でOKです。
- さらっと3週目を読みつつ、参考書にある課題をやってみる。
こんな感じです。
参考書に課題がなかったら、2週目までの学習で終わらしちゃってOKです。 さらに具体例をつけつつ深掘りしますね。
動画を使ってプログラミング学習する方法
動画での基礎学習なら「ドットインストール」がおすすめです。 そして、学習方法は次の感じでOKです。
- 動画をみつつ、一時停止などを使いつつ、実際にコードを書いてみる
- 動画のとおりにコードが動くか検証する
- 動くならそれでOK、動かないなら巻き戻して間違いを探す
こんな感じです。
動画の場合は「動画を真似しながら書いてみる」みたいな進め方ですね。 さら〜に、深掘りして解説しますね。
プログラミング学習サービスを使ってプログラミング学習する方法
有名なプログラミング学習サービスは「Progate[プロゲート]」ですね。
- Progateのとおりに学習を進める
- なんか進んでいるけど、いまいち理解してない感じになる
- とはいえ、気にせずに進める
- 実際に手を動かす課題になったら、必ず手を動かしてみる
- すると、大きな壁にぶち当たるので、ググりつつ頑張る
- ググっても難しいけど、なんとか頑張る
- どうしても厳しい場合は、いったん諦めて前に進む
こんな感じです。
プログラミング学習サービスって、「なんだかサクサク学べる」みたいな錯覚を感じますが、とはいえ、結局は基礎理解は必要なので、個人的には「参考書や動画学習でいい気がするなぁ」とも思ったりしています。
しかし、このあたりは好みの問題なので、色々と試してみるといいですね。
どの言語をどの順番で学べばいいか?
これも別に順番はなんでもいいのですが、いちおう学習ルートを書いておきます。
Web系エンジニアに向けた言語の学習手順
HTML→CSS→WordPress→jQuery→JavaScript→PHP
すこし変な順番ですが、、、僕はこの手順でした。 まぁ細かい微調整はお任せしますので、まずは「HTMLからスタートする」のが大切ですね。
なお、具体的な学習手順は「【独学でWeb制作マスター】勉強方法のまとめ【初心者向け】」の記事をどうぞ。
【独学でWeb制作マスター】勉強方法のまとめ【初心者向け】
Web制作の学習方法のまとめです。過去にどのようにしてWeb制作を学習してきたのかをすべてまとめています。
よくある質問:プログラミングスクールってどうなの?
最近はプログラミングスクールも増えていますが、結論として「独学でモチベーションが上がらないなら、ありかな」と思います。
事実として、別にプログラミングスクールに行かなくてもエンジニアになれますし(僕は独学しました)、スクールに行くほうが早く上達する訳でもないです。
じゃあ、スクールに通うメリットは何かというと「モチベーションを維持しやすい点」かなと思っています。
こんなことを言うとスクール運営者に怒られそうですが、、、とはいえ、結局勉強するのは「学習する本人」なので、「絶対に頑張ってやるぜ」という気持ちがあれば、別にスクールは不要ですね。
なお、おすすめスクールは「無料あり:エンジニアの僕がおすすめするプログラミングスクール3社」にまとめていまして、無料プランとかも多いので、独学とも検討しつつがいいかなと思います。
無料あり:エンジニアの僕がおすすめするプログラミングスクール3社
おすすめのプログラミングスクールが知りたい方向け。本記事ではニーズ別に3つのプログラミングスクールを比較しました。オンライン完結で学びたい方、教室に通いたい方、英語もセットで通いたい方の3パターンです。これからプログラミング学習を考えている方は是非記事をご覧ください。
⑤実践練習:就職 or フリーランス独立
プログラミング学習をしたら、それとセットで「実践」が大切です。
プログラミングの学習期間は3ヶ月でOKです
下記の僕のTweetのとおりです。https://platform.twitter.com/embed/index.html?creatorScreenName=manabubannai&dnt=false&embedId=twitter-widget-1&frame=false&hideCard=false&hideThread=false&id=998367942105448448&lang=en&origin=https%3A%2F%2Fmanablog.org%2Fprogramming-start%2F&siteScreenName=manabubannai&theme=light&widgetsVersion=ed20a2b%3A1601588405575&width=550px
上記のとおり。 なお、Tweetでは200時間と書きましたが、これはあくまで目安でして、最近では200~300時間とかかな、と思ったりしています。
3ヶ月でどれくらい学べば良いですか?
結論は下記のイメージです。
- HTML/CSSを覚える
- jQueryのライブラリが使える
- PHPの基礎が分かる
- WordPressテーマをカスタマイズできる
- BootstrapといったHTMLフレームワークが分かる
現時点だと、「え? 意味わからん・・・」って感じだと思いますが、学習を進めたら理解できます。 繰り返しですが、手順は「【独学でWeb制作マスター】勉強方法のまとめ【初心者向け】」に書きました。
また「【月10万円】ベーシックインカムを稼げるスキルを身につける方法【超具体例】」の記事にも目を通してもらえたら、理解が深まりやすいかなと思います。
就職 or フリーランス独立の方法とは
就職とフリーランス独立では方法がすこし異なりまして、下記のイメージです。
※ここからは少し先の話なので、ざっくりの理解で大丈夫です。
- 就職する場合:基本的には、未経験OKの会社からエントリーしてみる。その際に面接で、エンジニアとしてコードを書きたいので、独学もしていることを伝えましょう。
- フリーランスを目指す場合:フリーランスの仲間を探しましょう。フリーランス独立するなら、仕事を取れるようにならないといけませんが、ここを1人で学ぶのは難しいです。
上記の感じです。
なお、「いきなりフリーランスと、就職してからのフリーランスだと、どちらがいいですか?」と聞かれることが多いですが、貯金次第かな、と思います。
1年くらい暮らせる貯金があるなら、一旦フリーランス独立を目指すのもいいと思います。その際のポイントは、なるべく固定費を下げること。当たり前ですが、東京で一人暮らしとかはオススメしません。毎月固定で10万くらいなくなるって、わりとキツイですからね。
東京とかで働いているとそれが普通に感じるかもですが、僕の友人とかだと、みなさん「固定費はほぼ0円」ですので。まじで心が軽くなりますよ。
IT系に強い転職サイトの解説記事
IT系に強い転職サイト・転職エージェント3選【辞める前提で選ぶべき】
「IT業界に転職したい。IT系でおすすめの転職サイト、転職エージェントを教えて欲しい。あと、転職に失敗しないコツとかも知っておきたいな。」←こういった疑問に答えます。本記事の内容:1.IT系に強い転職サイト・転職エージェント3選/2.IT業界への転職前に知っておくべき事【副業のススメ】/3.まずは行動 → 動きつつ考えるのススメ
フリーランス独立を目指す方向けの記事
フリーランスエンジニアとして「初受注」する際に必要なスキルを解説
フリーランスエンジニアを目指す方からのよくある質問「どれくらいのスキルになったら、仕事を受注できますか?」←記事では、この質問に答えます。今となってはエンジニア歴3年を越えている僕ですが、駆け出しフリーランスエンジニアのときはよく悩みました…。僕の実体験を書きつつ、現役フリーランスエンジニアの友達にもインタビューしてみました。
なお、最近だと「受講料0円で、就職サポート付きのプログラミングスクール」もありまして、このあたりの話は「【経営者に聞いた】プログラミングスクールを卒業すると就職/転職できるのか」で解説しています。
というわけで、以上です。 ここまでを理解すれば、プログラミングの始め方や、その後のキャリアは理解できたんじゃないかなと思います、