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Tensorflow をインストール (Ubuntu) – Virtualenv を利用
本ページでは、Google Brain Team によって開発された オープンソースのディープラーニング (深層学習) をはじめとする機械学習のエンジンである、Tensorflow (テンソルフロー) のインストールの手順について紹介します。
本例では、Virtualenv を利用して進める手順をご紹介しますが、Anaconda を利用してインストールする方法もあり、Jupyter Notebook など、プログラム作成に便利なツールが一式インストールできるため、初めての方には、 Anaconda を利用してインストールする方法 がおすすめです。
Linux および Mac のみでのみ利用可能であり、Windows のバイナリ (実行体) は未提供のため、本手順では、Linux (Ubuntu 16.04 LTS) を用います。
インストール手順
本手順は、Ubuntu のインストールまで完了した状態から開始します。Python のバージョンは Python 3.5 (Python3) を用います。
Terminal を起動して、以下コマンドで Python3 用の pip (Python のパッケージ管理ツール) 、python-dev (Python の各種ライブラリ) と Virtualenv (他の Python プロジェクトとの依存性による影響を抑えるための Python の仮想実行環境) をインストールします。Shell
12 | # apt-get で上記 3 パッケージをインストールsudo apt-get install python3-pip python3-dev python3-virtualenv virtualenv |

Y
キーを押して、続行します。

~/tensorflow
のディレクトリに Tensorflow 用の仮想環境 (Virtualenv) を作成します。Shell
1 | virtualenv –system-site-packages ~/tensorflow –python=python3.5 |

以下コマンドを実行し、作成した Virtualenv をアクティベートしますShell
1 | source ~/tensorflow/bin/activate |

続いて、Tensorflow 本体をダウンロードし、インストールします。Shell
12 | export TF_BINARY_URL=https://storage.googleapis.com/tensorflow/linux/cpu/tensorflow-0.9.0-cp35-cp35m-linux_x86_64.whlpip3 install –upgrade $TF_BINARY_URL |

インストールが正常に終了すると、以下のように表示されます。

Virtualenv のディアクティベート
Tensorflow 用の Virtualenv を使い終わった際は、以下コマンドでディアクティベート (Virtualenv の環境から抜ける) する必要があります。Shell
1 | deactivate |