セブン-イレブンが2万店のPOSレジ刷新

新型レジは東芝テック製。高齢者や訪日外国人への応対力を上げることを狙う。顧客側の画面には15型の大型ディスプレーを採用し、文字フォントを従来より約2割大きくして視認性を高めた。外国語表示にも対応する。

新型POSレジの顧客側の外観

店舗スタッフ側の操作パネルには、ハードキーとソフトキーを組み合わせる「コンビネーションキーボード」を初めて採用した。右側のソフトキー部はサービスの改廃に合わせて柔軟にボタンの内容を変更できる。左側のハードキー部は従来通り、顧客の世代や性別を入力する10個の客層ボタンを配置している。

店舗スタッフ側の外観。左側にハードキー、右側にソフトキーを配置

 決済端末部にはパナソニックの「JT-R610CRシリーズ」を採用した。

セブン-イレブンの新型POSレジに組み込まれている決済端末部

従来は非対応だった接触ICクレジットカードに対応したのが大きな変化だ。磁気カード決済よりもセキュリティを高め、2018年6月に施行の改正割賦販売法の規制に対応。従来と同様、nanacoやSuicaなどの各種電子マネーやApple Payによる決済が可能。関連記事:割賦販売法改正でカード決済のIC対応が必須に、1年半後に期限迫るも大手に遅れ

コンビニエンスストア大手はPOSレジの更改期を迎えており、ファミリーマートとローソンもそれぞれPOSレジ刷新を進めている。関連記事:ファミマが110億円かけてPOSレジ刷新、「客層ボタン」を廃止
関連記事:ローソンが1万3000店のPOSレジ刷新、全面タッチ画面で省スペース化

店舗スタッフの操作性を高めてスタッフを採用しやすくし、人手不足に備える方向性は3社で共通している。一方、ファミリーマートが客層ボタンを廃止したのに対し、セブン-イレブンは残すなど、細部の機能は各社で異なる。

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